⒈ はじめに
どうも、皆さんお久しぶりです。アゼリア(@azl_poke)です。
ポケモンソードシールドの発売が近づいているということで、毎日発狂しています。
そんな中、先日WCSレートにて1ページ目に載ることができましたので、構築記事を書きました。自分の考えを整理するという目的でも書きました。特にレートが高かったり、勝率がいいという訳でもなく、もうすぐソードシールドが発売されるというタイミングで需要があるわけでもないですが、良ければ読んでください。
⒉ 構築経緯
まず構築を考える際に、「重力催眠」を使いたいというところから始まりました。
そこでムーンさんの() を軸とした構築を回していました。
立ち回りがシンプルで、重力下での鉢巻の断崖がめちゃくちゃ強かったです。
一方で僕自身が、
- 初手に重力+追い風をする関係で、起動に時間がかかる
- スイッチトリルがキツい
- なんやかんやで追い風を切らされる
という点に頭を悩ませていました。
そこで、重力断崖の力強さに魅了された僕は、トリックルーム始動で重力断崖をキメる構築を考えることにしました。
Twitterで重力断崖の構築記事を探していると、びちょさんのの構築記事を発見しました。
ということで早速この構築を使ってみました。
(この時、全く同じ並びではなく、の6体で使用しました。
→にした理由としては、友達がおらず通信交換でゲンガーに進化させられなかったわけではなく、猫騙しやフェイントを覚えるの方が立ち回りの幅が広がるのではないかと考えていたからです。)
ちなみにこの構築、クソ強かったです。特に魅力を感じたところは、
- HDが想像の114514倍強かった
- がトリルを貼った後、腐らなかった
- 構築全体としてが重くない
- 速いが強い
- 卍重力断崖最強卍
という点です。僕はGSルールを通してずっとを使う側に立ってきていたので、メタる側の強さに惚れました。
しかし、何十戦かしていると勝てなくなりました。もちろんびちょさんの影響力により、構築が周知されているからだと思いますが、以下の点が気にかかりました。
- があり得ないくらいキツい
- トリルを前提としているため、がいた時にトリル要因のを選出しづらい
- トリルを枯らされやすい
そこでがいた際のトリル要因としてを採用し、と並べてトリルを通すルートを取りましたが、以上の問題点を払拭することができず、構築変更を決めました。
を使用中、HD +の組み合わせが強力であると感じたので、この2体をベースにサイクルを回せるスイッチトリル構築を考え、伝説枠に() を採用しました。(並びは、)これにより、の処理速度が速くなり、サイクルの中でファントムガードを破壊したに噛み砕くを打てるため、使用感が良かったです。
割と勝ててはいたのですが、依然として対の解決には至りませんでした。
ここで、ひとつの疑問が浮かび上がりました。
「もはやじゃなくね?」
を使っているから一生がキツいということにやっと気がつきました。
(もちろん使うプレーヤーのスキルにもよりますが)
の6体で回している時に、の5体のバランスが良く自分好みだったので、もう1体の伝説のポケモンとして、を採用しました。理由は、単純にの単体性能が高いことと、上の5体で処理が面倒ななどの鋼タイプのポケモンに強いからです。
そしてついにの6体にたどり着いたわけですが、この6体は、あの大物ポケモン実況者のキヌガワさん(キヌガワ (@kinurincipall) | Twitter)が世界大会で使用していた面子と完全に一致しています。構築段階では意識してなかったのですが、同じ並びなので所々で参考にさせてもらいました。
⒊ 個別解説
意地っ張り AS
画竜点睛 神速 滝登り 噛み砕く
何も言うことが無い。最強ポケモン。ほぼ全試合出場した選手。
やなど、できるだけ多くのポケモンを一撃で沈めることができるように特化鉢巻。
最初から圧をかけたり、詰めでも活躍してくれました。
技構成はこの4つで完結していましたが、七つの大罪をよりリスペクトして「カウンター」を採用した方が良かったかもしれません。(覚えない)
グラードン@紅色の珠
勇敢 HAd (最遅)
断崖の剣 炎のパンチ 身代わり 守る
伝説枠でありながら、補完として入ってきたポケモン。
やのいない構築には積極的に投げていきますが、大体で組まれていたり、威嚇を食らったりするのであまり出しませんでした。
身代わりはびちょさんの構築でも採用されていて、使いやすかったのでそのまま採用しました。威嚇・猫騙し無効やトリル最終ターンに押すことで次ターンも場に居座り続けることができます。
カプ・コケコ@フェアリーZ
臆病 CS
を分からせるためのフェアリーZ。コケコに関しても何も言うことが無く、高速アタッカーとして優秀でした。
最初放電は10万ボルトでしたが、キヌガワさんリスペクトで放電したら好感触だったので採用しました。(相手を2体とも麻痺バグさせた時はニッコリしました。)
ガオガエン@フィラの実
意地っ張り HabDs
採用しない理由がないため採用しました。
割とSに努力値を割いているため、ガエンミラーでは大概素早さ勝ってました。
Sを上げないと、相手のガエンの猫騙しで自分のガエンが止められて場にいるポケモンのHPを消耗しかねません。そのため、速めのガエンを使いました。
このルールにおけるガオガエンは、S実数値84の慎重HDチョッキガエンしか信用していなかったのですが、今回の型も強かったです。
(正直、ガオガエンはどんな型でも強いと思います。)
ちなみに、悪技は叩き落とすにしているのですが、個人的にガエンの悪技は叩き落とすが一番強いと思います。
ツンデツンデ@シュカの実
勇敢 HaD (最遅)
ジャイロボール 岩雪崩 トリックルーム 守る
対ポケモン兼信用可能トリラー。がいた時は基本選出します。
臆病のルナアーラZを約80%の乱数で耐える調整。
シュカの実を持っているので、や大地持ちに対してもゴリ押しでトリルを展開できます。(しません)
カプ・レヒレ@水Z
穏やか Hbcds
濁流 ムーンフォース 黒い霧 守る
陽気珠の画竜、C +2臆病のムーンフォースを耐えられるだけの耐久を確保しつつ、CとSに振り分けました。
といった高火力な怪獣さん達のストッパー的な存在です。水Zやムーンフォースを持っているので殺傷能力も高く、素晴らしい活躍をしてくれました。(ちなみによりも余裕で選出率高いです。)
個人的に水Zのベースとなる水技はハイドロポンプか濁流の二択だと思います。相手の場にが並んでおり、怒りの粉でに水技を吸われるのに腹が立ったので殺意を込めて濁流にしました。
黒い霧に関して、これもまたキヌガワさんを参考にしました。トリル最終ターンに猫騙しでを止めながらのジオコンを通されて負けることをケアする際にとても活躍しました。他にはの能力ダウンの帳消しなど、柔軟な立ち回りを可能にする技でした。
⒋ 選出
【基本選出】
①+ or
②+
vs / / (特に入りの令和系統)
この相手に関しては絶対+の選出を出しました。
特に 構築について、選出と立ち回りにとても頭を悩ませました。この相手は先発に+猫騙し要員( 主に)を出されることが多いです。そのため、を初手に出してを牽制する必要があります。にジオコンされてeasy winされることを避けるためにも初手に並べる必要があります。
1ターン目の行動として、ルナアーラZで消耗されないように、は守る、は猫騙し警戒でに即引き。そこからはトリルを貼るなどで展開すると優位に立ち回れます。
はカモです。絶対に勝てます。
はどちらを先に倒すかで役割が変わってくるので、対戦の流れで立ち回りは変わります。
⒌ 最後に
初めての構築記事でなかなか自分の意見がまとまらなかったのですが、考えを整理する上で良かったです。
もうすぐ新作が発売するということで高まってきました。ガラルダブルでも勝てる構築を作るために日々精進していきます。
それでは、ガラルで会いましょう。